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【けものフレンズ】アマプラの評価欄が地獄【トリプルスコア】

アマゾンプライムビデオで視聴できる「けものフレンズ」のコメント欄が顕著だ

けものフレンズ

けものフレンズ アマプラ

■見直す度に新しい発見と魅力が発掘される傑作

円盤付きガイドブックは全巻購入しているのですが、プライム見放題に来たこともありレビューを投稿します。

本作の魅力はレビュー欄で語り尽くすことは出来ません。
魅力を上げていけばそれだけで全話の解説そのままになるでしょう。
また、タイトルにもある通り、この作品は「見る度に新しい魅力を発見できる」作品です。
名作は数あれど、何度もシリーズ全体を繰り返して見続けるようなことが出来る作品は稀でしょう。
その稀な傑作の一つがこの作品です。

見直す度に発見される見どころですが、その一つにボスことラッキービーストの動きがあると思います。
ボスは基本かばんちゃんとしか会話しませんしできません。そのように制御されているロボットだからです。
しかし何度も見直せば、ボスが本当は他のフレンズとコミュニケーションを取りたがっているのがよくわかります。
その証拠に、ボスはかばんちゃんと会話している体裁で、サーバルの疑問に答えるような会話の仕方を所々で行っています。
二話冒頭の「みんなボスとお話したがっていると思う」というサーバルの気持ちを間接的に叶えようという意思が見て取れるのではないでしょうか。

そしてクライマックスで「楽しかった」という自我を発露しています。これは本当は緊急事態の指示と関係ないため、本来完全な独り言になっているはずのものです。
しかし聴力が極めて発達しているサーバルに耳聡く聞かれ、しっかり返答されてしまいます。ここのシーンは本当に素晴らしいものです。
SFの賞として名高い星雲賞を取るのも理解できるSFチックな要素でもあり、素晴らしい演出だと思います。

何度も見て、その度に新しい発見をし、心温め、涙し、楽しめる。
そんな素晴らしい作品です。
「つづき」を見ることは不可能になってしまった本作ですが、絶対におすすめできる作品です。

 

■動物物語+人間賛歌

 美少女アニメを見ることに対して、すさまじい抵抗があった。
だが、評判を聞くうちに興味が湧き、意を決して視聴した。
そして気づいた。本作は「美少女アニメ」ではなく、「動物アニメ」であったのだ。
いささか意地悪な言い方だが、「動物との友情物語」と「人間同士の人情噺」のいいとこ取りをした、発想の勝利と言えるだろう。

 カタストロフの予感を付きまとわせるのも、巧い手法だ。
慢性的な不安を与えつつ、そこに動物たちなピュアな笑顔をこれでもかと流し込むのだから、視聴者の心は有無を言わさずメロメロにされてしまうのだ。
何から何まで巧すぎる!

 なかんずく秀逸なのは主人公のかばんちゃんの設定だ。
中性的で、年齢もあやふやで、老若男女だれでも感情移入しやすい。
目立った個性もなく、彼女の個性とみなされているものは、よくよく考えればすべて「人間」という種の個性なのである。
だから、それらを「すごーい!」と称賛されるたびに、まるで自分が褒められたような、嬉しい気持ちになった。

 本作は、そんな人間代表の主人公が、「自分は何者なのか」を知るべく旅し、「人間とはいかなる動物なのか」を明らかにしていく物語である。
思えば、従前の動物物語では、人間が悪役として描かれることが多すぎた。純真無垢な動物たちに対し、人間は、残酷で、狡猾で、欲深い。そんなマイナスイメージばかりがクローズアップされてきた。しかし、それこそ、人間が特別な存在であることを前提とした、おごった描き方だったのかもしれない。
人間とて動物の一種なのである。そして、他の動物が素晴らしいように、人間もまた素晴らしいのだ。みんな違って、みんな良い。そんなあたりまえのことを、けものフレンズは改めて教えてくれた。
「人間とは何か」について深く考えさせられる無類の良作に出会えたことを、心から歓びたい。

 

■笑いありやさしさあり、心が休まる良作

四話まで見た時点での感想。
第一話を初めて見たときには、チープでへんてこなCGや固い動き、主役の子たちのこなれない演技に
まるで15年前の深夜アニメのようだなんて思ったりもしたのだが、
朽ち果てた看板や利用者がいなくなって数十年は経過していそうな施設など、
文明崩壊を思わせる危険な空気感にちょっと気になってはいた。

しかし本当にハマるきっかけになったのはそんなハードコアな設定なんかではなく、第三話を見たからだ。
ここではトキとアルパカという二人の悩みを抱えるフレンズが登場する。
詳細はぜひ本編を見てほしいので伏せるが、主人公かばんちゃんは彼女らの問題をなかなか鮮やかに解決してみせ、
30分枠で実質二人二本のエピソードがすっときれいにわかりやすく収まる。

この巧みな構成を見てからに、一話からちゃんと見直してみると、これが実に懇切丁寧に作ってあるアニメなのだとわかったのだ。
例えば一話では、特に脈絡もなく主役の片割れでありかばんちゃんが最初に出会うフレンズであるサーバルちゃんが、
これまた脈絡なくかばんちゃんに木登りを教えるという場面が出てくるのだが、これはよくよく考えるとその前段階で、
サーバルちゃんに比べると、サバンナでの遠目がきかないことが判明したかばんちゃんに、サバンナで最低限生きるための方法を教えているということなのだ。
それはネコ科の獣の母が、わが子に狩りを教えるがごとくだ。

この3分程度の挿話によって、サバンナの雄大な景色を俯瞰気味に一挙に見せることができ、
サーバルちゃんのやさしい性格を示すことができ、そしてフレンズというものが動物本位的な思考の存在であることも示している。
そう、けものフレンズのフレンズたちは、単にけもの耳をつけただけの少女などではなく、真正に動物なのだ。
彼女らはあくまで動物でありながら、殺し合い食い合う弱肉強食の原理だけをオミットされた存在として、暖かくかばんちゃんと視聴者を迎えてくれる。

各話30分を見終わったあとには、動物園でお気に入りの動物を心行くまで眺めたあとのような気持ちに浸れること請け合いである。

けものフレンズ2

けものフレンズ2 アマプラ

■可視化された憎悪・再々投稿

最終回を見終わったので来てみたら消されていたので再投稿、また消されたので再々投稿(笑)。
『可視化された憎悪』というタイトルがあちこちで使われる事になるとは、5話視聴後の投稿時には
思ってもいませんでした。そして、一期の思い出があそこまで踏みにじられるとは・・・。
同じ思いをしている皆様のための再投稿です。悲しい事ですが、最終回が大炎上した今となっては、
他の方のレビューの中で特別目立つ内容ではありません(苦笑)。もう消す意味もないでしょうから、
ここに居させて下さいなAmazonさん。

2を五話まで見て強く感じる事は、一期を爆発的ヒット作に仕上げた、たつき監督に対する嫉妬と憎悪です。
それはたつき監督にだけ向けられたものではなく、一期を熱狂的に支持したファンにも向けられています。
これは邪推かもしれませんが、2の関係者はたつき監督がけものフレンズをヒットさせた事を『恥をかかされた』と
逆恨みしているのではないでしょうか。大金を注ぎ込んだアプリ版が失敗に終わったのに対し、有り得ないほどの
低予算で作られたアニメ版が、アニメ史に残る大ヒットになったことを、苦々しく思っているのでは。
そう考えずにはいられないほど、2の内容は酷いものです。
無数の二次創作を生み出した魅力溢れるキャラクターは、奇々怪々な行動をとるクリーチャーと化し、
底が見えぬほど深く練られた物語は、そよ風で飛んで行きそうなほど薄っぺらいものになりました。
そして何より、たつき監督のけものフレンズを辱めるような、劣化コピーとしか思えぬ展開の数々。
これはもう『可視化された憎悪』と言っていいレベルのアニメです。
たつき監督が一期で見せてくれた優しい世界が醜く捻じ曲げられるのを多くのファンが嘆いていますが、
それを見てほくそ笑んでいる誰かがいると思うと寒気がします。
『1』と『2』でこれほどの好対照を描く作品はなかなかお目にかかれません。
マゾヒズムな趣味をお持ちの方なら、一期で感動し、二期で絶望する落差をお楽しみになれるでしょう。

追記
レビュー投稿時には『可視化された憎悪』というタイトルは過激かと思っていましたが杞憂でした。
六話視聴後、本作に途轍もない憎悪が込められている事を確信しました。
まさか『ゲンドウポーズ』が似合うかばんちゃん(かばんさん?)を見る事になろうとは。
『2』の彼女は、体を失ったボスの頭脳を引き出しにコレクションしていたり、異常事態の元凶で
ある海底火山に気付かぬふりをして、フレンズたちを恐怖させ尊敬と依存心を一身に集めていたり
(でも安全な自宅には入れてやらない)と、もはや狂気の独裁者になり果てています。
博士と助手が、かばんに無断で海にサンプル回収に向かったのも、うかつに指示を仰いだら
キュルルを含め身に危険が及ぶことを察し、まずは証拠を突き付ける事にしたからでしょう。
さすが元島の長、賢いです。服従したふりをしてラスボス(?)かばんに一矢報いましたね。
厳重に管理されている危険物質セルリウムの蓋が簡単に開いたのも、おそらくかばんの仕業です。
ジャパリバス型(!?)セルリアンが倒されて不満そうな顔をしていましたし、全知全能の独裁者
として、臆病だった頃の自分を思い出す危険のあるサーバルは、粛清の対象だったのでしょう。

・・・とまぁ邪推全開でお送りしましたが、こんな最悪の展開を思い浮かべてしまうほど、
けものフレンズ2は一期を貶める事に全力を注いでいるのです。
現実のヒトは、どれだけ卑劣になれるのでしょう?それがもはや『卑屈』でしかないことに、
何故気付くことができないのでしょう?
たつき監督の一期を汚しても、二期が輝くことなどありえないのに。むしろ我々一期ファンの
心の中では、一期の輝きが増すばかりなのに。
ヒトの素晴らしさを、パークとフレンズを通して見せてくれたたつき監督に、改めて喝采と感謝を。

 

■面白いとは思えませんでした
前作未見で観ましたが現状、面白いとは思えません。第1話において物語に起伏がなにもないところが本作の出来がよく現れていると思います。お腹が空いた→すぐに売店みたいなところで食べ物を入手、敵が現れる→すべてワンパンでやっつける、遠くに行かなくてはならない→移動用のモノレールを発見。普通ならこの過程にドラマをいれて、キュルルとけものたちが仲良くなっていくと思うのですがそれが出来ていないので、無理やりエピソードを挿入します。それが「幅30センチほどの溝をジャンプで飛び越える」というものなので閉口します。2話目以降もやってることの水準は大同小異です。これを面白いと思うなら視聴を続けても構わないでしょう。私は前作との比較云々は関係なしに客観的に観て、ただのつまらないアニメのひとつだとしか思えませんでした。唯一面白いのは本編と直接関係のない中盤の実写パートです。

 

■前作の良さは無く、美少女モノが好きな人向けなアニメに
「吉崎キャラクターに似た今回の方が可愛いと思う」
「好きな声優が出ている」だけ求めるなら星4や5かもしれません。
下記に上げた部分に魅力を感じていた人にとっては非常に残念な作りになっていますのでお勧めしません。

①キャラクターの動物らしさが大幅に削られています。
 サーバルは前作では「爪」でセルリアンに攻撃しました。2ではグーパンチです。
 耳が動く、振り子、ジャンプの仕方等など削られた部分は数多く、コスプレ人間の様な動きになりました。
 動物のしぐさや特性に関する説明も大きく削られています。

②ストーリーが飛ぶ・説明不足
 例えば2話。壊れた遊具がCM明けのタイミングで突如復活します。修理するシーンはありません。
 前作では必要になった物をそれぞれの動物の特性を生かしながら(説明しながら)みんなで組み立てたりしました。
 2ではその部分が丸ごとカットになっています。

③脚本・画面構成・演出の悪化
 キャラクターのバストアップが多用され、かつ動きが少ないです。
 前作でも動きは少な目でしたが、遠近や見せ方は段違いです。
 漫画で言うコマ割や遠近法といった物はけものフレンズ2では悪くなっており
 キャラクターの顔ばかり見ることが多いです。
 前作での下を向いていたサーバルが顔を上げてかばんちゃんを励ますようなシーン
 何度も何度も振り返ったりするシーン、ああいう画面構成や演出もありません
 2では「またね」ではなく「さようなら」で出会ったフレンズと別れます。
 背景も似ていますが、書き込みは前作の方が多く、丁寧で綺麗です。


けもフレ2はけもフレ1の3倍近いコメント数で星1が83%
これを教訓にスタッフをもっと大事にしてほしい

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