
【作品概要】自分は自分、バカはバカ。 他人に振り回されない一人勝ちメンタル術
著者:ひろゆき(西村博之)
ページ数:208ページ
価格:1287円(kindle価格)
非常に読みやすいのだがメンタル術なのか?
普段あまり本を読まない自分でもすらすら読める内容
価格以上の価値があるというとそうでもないが悪くもない
理由としてはひろゆきの思考を感じ取れるところは悪くないのだが、メンタル術としてのノウハウを獲得できるかは怪しい
自分の存在を過大評価しない点
タイトルから感じる
「自分は周りのバカとは違うんだ」
という自分はバカではないという印象を崩される内容
選民思想というのは言い過ぎなのだが、自分を特別視しないという点がささった
他人はもちろんだが自分にも期待しないことがストレスフリーな状態をたもてるという言葉は目を覚めさせる
組織で生きるにはズバ抜けた実力者よりも適度に仕事をするコミュニケーション能力を持つ人間
かなり耳の痛い話ではあるのだが改めて感じるのは
「コミュニケーション能力が高いほうが個人価値が高い」
という内容
どんなに実力があっても評価されないと無価値とされロクな扱いを受けない
コミュ能の高さは個人価値とイコールと断言している
論理的に否定するべきではない
むちゃぶりされたら「できない理由」はいうな
論理的に答えてしまうとできない理由の改善案を提示され延々と断ることができないという悪循環
頭で考える人にありがちなミスだと気づかされた
もっと早く知っておけば・・・
読み終わって
読み終えた感想としてはその通りだと思うが自分にとって効果的なメンタル術になりえたかと問われると疑問点がある
広く浅く使える処世術という点においては良い本
巻末に各章のまとめがあるので立ち読みでそこだけ読んで気になったら購入してみるのもアリ