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【考察】パッケージヒロインには勝てなかったよ・・・看板美少女の魅力【アニメ】

2019-02-27

パッケージヒロインは人気投票1位をとれない
オタク系コンテンツに長らく伝わるジンクス
ほんとうにそうなのか?
振り返ってみる事にした

D.C. 朝倉音夢

美少女ゲームメーカーCircusを有名にさせた作品
のちに曲芸商法とまで言われるエグい商品展開をみせることになるのは別のお話

本作のヒロイン朝倉音夢は当時一大ブームだった妹キャラ
シスタープリンセスが放送され妹人気が爆発
姉萌え派だった自分は駆逐される暗黒時代のなか生まれた作品

キャラクター像としては世話焼きでやきもち焼きで兄想いの妹
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の高坂桐乃のような兄を最初毛嫌いしているような描写もなく
ケンカはするが最初から兄への好感度が高く良い娘なのだ

妹キャラにしては等身が高い印象を与えるキャラクターで
主人公である朝倉純一と並ぶと兄妹という印象よりも恋人にみえる雰囲気がある
ビジュアルはさわやかなショートカットヘアーにミニスカニーソックス
アニメ版の声優は野川さくら
これだけでも十分強力なキャラクターだったがライバルがあらわれた

白河ことり

才色兼備で歌がうまく人に優しい学園のアイドル的存在
しかし、実は人の心を読む力をもっていてその力に本人は苦しめられていた
ビジュアルは赤髪ロングで白のベレー帽をかぶった清楚系スタイル

音夢が純一にたいして距離感をつめるコミュニケーションをとるスタンスに反して
ことりは自身の能力の影響もあり他人にたいして1歩引いた接し方をとっていた
だが純一の人のよさを感じ取り徐々に心を許していく

人の心を読める特別な力をもつことりは純一にたいして特別な感情をもつようになる

人気者と思われていた彼女は実は孤独で、心のよりどころを純一に求めてしまう弱さをもった少女
そういった奥ゆかしくも人間味ある要素が彼女のヒロイン性を高めた

さらに人気の後押しをしたのは声優「堀江由衣」の存在
当時の彼女の人気は凄まじかった(現在もスゴイですが)
前途作品のシスプリの咲耶、Kanonの月宮あゆ、フルーツバスケットの本田透、ラブひなの成瀬川なる
歴史に残るヒロインを務めあげるヒロインボイス
そんな彼女の声が白河ことりを神格化させていくことになる

アニメ放送前まではパッケージに描かれる音夢とさくら(CV田村ゆかり)が注目をあつめていたが
アニメ放送後は白河ことりの人気に火がつきはじめる、その結果
・彼女がメインヒロインのファンディスクの発売
・アニメ2期でのことりの魅力を引き出させる演出

あきらかなヒロイン交代をみせる動きはパッケージヒロインの敗北の様相をみせた

アマガミ 絢辻詞

パッケージヒロインという言葉を生み流行らせたのは彼女の存在が大きい
むしろ彼女のために生まれたパワーワードの1つといっていい

サブヒロイン含めすべてのヒロインがかわいい奇跡の作品アマガミ
最強に近い美少女動物園の顔
それが絢辻詞

黒髪ロングで学級委員長、成績優秀、スポーツ万能
声優は名塚香織
パーフェクトに近い要素を持つといえば白河ことりに似ている
しかし、彼女と違うのは攻撃的な二面性だ

まじめでしっかり者の委員長が実はキャラをつくって演じていた仮面優等生
パッと見、清楚系と思いきや女帝といわんばかりのキワモノキャラ
パッケージの印象とはまったく違った内面性をもち、主人公の橘純一を含め多くの豚を生産する絢辻養豚場を形成させることになった
ツンデレとは違うギャップをもった彼女はたちまち要注目キャラクターとしての強さをみせつけた

だが、そんな彼女でも人気投票1位をとれなかった
首位をつかんだのは後輩キャラの七咲逢だった

七咲逢


絢辻・森島・桜井・棚町・中多
このメインヒロイン5人は中身はどうであれ、最初から主人公の橘純一にたいして好意的だった
しかし、七咲は劇中唯一といっていいほど好感度が低めで登場するキャラクター
ここで今一度、ふりかえって欲しいのは、この作品は恋愛シュミレーションゲームが原作であるということだ
そう、彼女は太古の昔から続く最強と名高い属性をもつ「ツンデレ」キャラ

初対面で変態紳士っぷりを発揮する純一、先輩である彼にたいして小馬鹿にした態度をみせるナマイキな七咲
それがどうだろう、徐々にコミュニケーションをとっていくと
「先輩ともっとお話したかったです」
と甘えた子猫のような顔で訴えはじめる七咲
声優を務めるゆかなボイスもあいまって
とがった声と甘えた声を使い分ける巧みな技術により一層のバフ効果をもたらした

アニメエピソード後半では混浴を許したり、ゲーム内では浮気を許したり
後輩キャラだが下に弟がいるせいか面倒見のよさをみせる一面ももつ


余談だが面倒見のよい後輩キャラでいうとFateの桜、ストブラの雪菜などがあげられる、どちらも人気キャラクターで世話焼き後輩キャラは今後のトレンドになると思う



そんなダメな男を製造するマシーンと化した彼女は

七咲は沼

といった言葉がアマガミストから語られることになり
10年経過した、いまでも七咲の誕生日2月21日は彼女を祝う紳士が多数存在している

冴えない彼女の育てかた 加藤恵

そのとき歴史が動いた美少女作品

タイトルどおりでパッケージヒロインはなんの特徴もない冴えないヒロイン「加藤恵」
脇をかためるヒロインたちは

美人でスタイルの良い先輩キャラ
金髪ツインテールのツンデレ
ロリ顔巨乳の後輩
幼馴染で距離感の近いガールズバンドのボーカル

本作は個性の塊のような美少女キャラクターを視聴者に剛速球でぶつけるハーレム的作品
そんな魅力的なヒロイン勢を前に、あきらかに勝ち目のない冴えないヒロイン加藤恵

勝敗はあきらかだった
どう考えてもキャラ人気は先輩か金髪の2強
そう思わせるほど深崎暮人のキャラクターデザインが秀逸だった

だが戦場は加藤ちゃん無双と化した

アマガミ同様にアニメ1期は各ヒロインにスポットをあてた構成
アマガミほどの時間軸を飛び越えた作品展開はみせないものの
本作は各ヒロインの魅力を引き出させるエピソードをしっかりと描いている

この作品の見せ場の1つとしてパンチラシーンがある
美少女アニメは安易に風呂と水着シーンをみせれば数字がとれると思われてしまっているのが現状だ
たしかにそうだが、それだけでは根強いファンは生まれない

そこで監督は各ヒロインのココ一番というシーンでのみ下着をチラ見せさせるという手法をとった
安易なお色気シーンを控えめに各ヒロインの下着はチラ見せまでというスタイル
当然、冴えないヒロインの恵にも用意されたパンチラシーンがあるのだが
このシーンが強烈な出来映えだった
以降、加藤恵の衣装を決定付けさせることになる白のベレー帽に赤いカーディガン
桜舞う淡い陽の光を浴びる、清潔感あふれる彼女のシルエット
そこから見える白いスカートからのぞく下着

完璧に完成された美少女だった

強い・・・
恵は強すぎる

先輩キャラもツンデレキャラも設定が弱かったのではない
むしろ強かった
他作品に出演すれば人気を独り占めにできるポテンシャルをもっていた
けっして人気のとれないキャラクターではなかった
加藤恵が強すぎただけなのだ

これ以降は各ヒロインがなにをしても加藤恵の影響を受けて潰されることになる
恵のどこか無気力な言動は勝者の余裕を感じさせ

「どんな女の子に手を出そうとも、最後には正妻であるわたしのところに戻ってくるし」

といわんばかりの強キャラっぷり

パッケージヒロインは結局のところ脇を固めるヒロインの引き立て役にすぎない
そう思われていた概念を徹底的に破壊する新星
それが加藤恵だった

歴史は変わる

長いことアニメを愛して視聴してきた自分にとって
知らず知らずのうちに美少女アニメの歴史の改変期を目撃できたのはなにか考え深いものがありますね

長々と書いてしまいましたが上記の作品はおすすめだよって話です

 

こちらは冴えカノ2期です

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