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【アニメ映画】未来のミライはおもしろくない【評価感想】

2019-02-17

未来のミライが日本アカデミー賞候補?

レンタルが開始していたので視聴した

感想としては

このアニメ映画はおもしろくない

購入を検討している方は素直に「サマーウォーズ」をみたほうがよい
細田作品ではピカイチだと感じる

以下、そんな未来のミライがダメだと思うところのまとめ

声優がヒドイ 絵とまったく合っていない

くんちゃん役の上白石萌歌さんの声が役と合っていない
くんちゃんの第一声の印象は
「誰がしゃべっているのだろう?」
と思った。
キャラクターと声が遊離した理解の及ばない錯覚に陥いる感覚を覚える

4歳児の子供ということで口を大きく開ける芝居があるのだが
まったく声のニュアンスと絵が合っていないだ
「素人が主役を演じている」
こういった印象が終始抜けない

同じ素人声優で主役といえば庵野秀明が声を当てていた風たちぬがあげられる
この風たちぬのキャスティングは未来のミライとは違ってまったく気にならなかった
役柄と本人の声質があっていたのだろうと思う
また、庵野監督がアニメ制作者としてはプロ中のプロなので演技にも心得があったのがよかったのだと感じる

未来のミライはくんちゃんをはじめ光る声優さんが見当たらないのがツライ
いわゆるジブリ系のキャスティングなのだが誰もハマらない
ヒロインの未来も可もなく不可もなくといったコメントに難しい出来
褒めるところが見当たらないのだ

話が小規模で作家性を感じない

キービジュアルをみると壮大な印象を受けるが、まったくそんなことはない
中庭から不思議な世界へ冒険をするという異世界に迷い込む描写があるにはあるのだが
どうにも心が引き込まれない
理由としては異世界に行く目的がないからだ
主人公であるくんちゃんが不思議な世界へ行かなければならない理由が見出せない
そのため終始、本作をみていて思うのは
「いったい何をしているのだろう?」
と考え始めてしまい、明確な答えがないままエンディングをむかえることになる
何がしたいのか?
ここをもっと明確にするべきだと思う
子供のありのままの生き様をみせたいのであれば、ホームビデオにとった動画を家族間で共有すればよいだけ
なにもアニメ映画というクソ面倒くさい媒体をつかう必要はない

舞台設定がたいして生きていない

建築家のお父さんが設計した独特な家
デザイナーズハウス感あふれるオリジナリティな間取りを活用した舞台設定がたいして機能していない
以前、未来のミライの特集でこの家のモデルをわざわざつくってアニメ制作に望んだというエピソードを聞いて期待していたのだが、トリッキーな家の活用が出来ていないのだ

残念なことに特集をみたときの期待値分の回収はできなかった

舞台装置が生きたシーンとしては中庭とリビングの行き来くらいのものだった
お父さんの目を盗んで、くんちゃんと未来、ゆっこがお雛様を片付けるシーン
正直、このシーンくらいしか印象に残らない
せっかくの変わった舞台装置が台無し

日本アカデミー賞とはなんなのか?

この作品にアカデミー賞ノミネートは考え物
推薦をすれば良いと思っているなら大間違い
推薦する作品がなければ素直に推薦をしなくて良い
製作者たちの自己満足を満たしたいだけの悪手
アニメ映画の未来は暗いんだなと感じさせる

未来のミライは普通にダメだ

新海作品のような毒っぽさもなく比較にならない出来だった未来のミライ
期待をしていただけにがっかり

細田守監督作品を見るならサマーウォーズをおすすめ
「未来のミライ」を見るよりかはよっぽど有意義な時間になる

視聴するのであればあまりハードルをあげずに向き合う事をおすすめする

(そんなことするくらいなら普通にみないほう良いと思うけどね)


2019/02/25追記
アカデミー賞の長編アニメーション受賞は「スパイダーマン スパイダーバース」に決まったそうだ
やはり受賞はならなかった
当然だと思う

未来のミライ 動画配信サイト一覧

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